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2025.01.04

2024年の振り返り/2025年は環境・教育・共創に集中して走り切ります!

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2024年のラフな振り返り

 去年は経営者としての資質を問われるような1年でした。「R-proの理念に沿った仕事しかしない」と決め、2022年ごろからマッチングしないお仕事をお断りし続けたのですが、お断りした分以上の理想的な仕事を創造しきれずにいて、売上的には苦しい状況が続いています。ただし、会社のメンタルヘルス的には向上していると感じていて、あとは結果を出すだけだとシンプルに捉えられています。
 昨年、「2024年の前半は学びと準備、後半は実装と刈り取りの2024年に!」と題して始まった2024年。

2023年の振り返り / 前半は学びと準備、後半は実装と刈り取りの2024年…

2023年の振り返り / 前半は学びと準備、後半は実装と刈り取りの2024年…

2022年は「R-proの再定義」を。そして2023年は「変化と創造」を掲げた2023年でした。いずれも根底にあるのは「このままではいけない」という危機感と、「もっとR-proにしかできないこと、R-proが実現したいと思っていることにピュ…

2022年は「R-proの再定義」を。そして2023年は「変化と創造」を掲げた2023年でした。いずれも根底にあるのは「このままではいけない」という危機感と、「もっとR-proにしかできないこと、R-proが実現したいと思っていることにピュ…

結果としては「学び続けて動き続けてみた1年」でした。
 去年と同じことをしていては結果は同じかそれ以下だと思っていたので、自分の得意じゃないことや避けてきたことに触れてみる、感じてみる、ということにチャレンジしました。自分を変化させよう試みたわけです。それにより世界も広がったし、自分の特徴もすごく客観視して理解できたことはプラスでしたが、まだまだ初めてみたばかり。ここから何かしらの面白い結果が2025年出ることを自分自身期待しています。

現状の資本主義を捉え直したい

 各所で時々お話しさせていただいているのですが、昨今の世界の状況を鑑みると、本当によろしくないと思っています。いわゆる「行き過ぎた資本主義」とでも言ったら良いのでしょうか。言葉の定義はともかく、ただの手段・道具である現代の「貨幣」が、今は「目的」とほぼ同義になっている気がしてなりません。つまり、お金があれば何でもできる。力を発揮できる。安心・安全である、といったような考え方です。もちろん全く間違っているとは思いませんし、実際にそうなのかもしれません。
 ではお金があれば、他者を顧みずに自分の利益だけを追求して良いのでしょうか。お金さえあれば木はいくら切っても良い、山はどれだけ削っても良い、魚は獲れるだけとって良い、など。これは人と人との関係性の中でも言えると思います。お腹が空いている人がいても自分だけ満腹になれば良い、品薄なものは買い占めれば良いなど。そのような事例はたくさんあるように思います。
 ・・・とここまで書くと資本主義を真っ向から否定する立場に読めてしまうと思いますが、そう言いたいのではなく、この資本主義をもう一度捉え直して最適化したい。そんな想いが年々強まっているという感じで、僕なりにそれを実現するための要素が「環境・教育・共創」と考えている次第です。

なぜ環境・教育・共創にコミットするのか

 企業、または個人がいくらお金を稼いだところで、地球そのものが無くなってしまっては元も子もないよね、というのがシンプルな僕の考え方です。今、地球環境に関する様々な良くないデータが客観的に示されているにもかかわらず、僕たちがとっている選択は「自分が儲かるかどうか」であって、「地球が良くなるかどうか」とリンクしていないことがすごく問題なんじゃないかと。まずやらなきゃいけないのは、地球に住む人々が共有しているこの地球の「環境」を整備すること、よくしていくことだよね、と思うわけです。
 それにはやはり「教育」が必要で。僕も日々いろいろとインプットしていますが、まぁ知れば知るほどその何十倍、何百倍と知らないことが湧き出てきます。なので今からでも学びを始めて知見を積み上げ、次世代、そしてまたその次への積み上げていく必要があるのだと思います。
 そしてそのアクションを1人や、クローズドなコミュニティで行うのではなく、オープンで共創的にやりましょう、というのが僕の主張です。正確に言うとそのハイブリッドですね。スピードは多少遅くなっても、共創的に何かを生み出す経験が「当事者意識」を醸成し、さまざまな出来事が「自分ごと」になる仕組みなんだと思っています。でも、まだまだ世の中にそれが足りていないと感じていて、僕はまずそれを伸ばそうと考えています。

今見えているアクションについて

1.環境
 KIBOTCHAがまさにど真ん中。今、東松島で「スマートエコビレッジ」創りに参画しています。構想を簡単にまとめた4分弱の動画がありますので、ぜひご覧ください。

 すでにKIBOTCHAという施設は存在していて、数年運営されているのですが、ここを1万人が暮らせるスマートエコビレッジにしようという構想です。現在はそれを実現するための「14の項目」が掲げられていて、一つ一つ実装している段階です。
 KIBOTCHAに関しては環境だけでなく、教育と共創も全部だと言って良くて、僕の目標を達成するにはこれだけにコミットしても良いくらいです笑
 ちなみに2025年の1月いっぱい、このKIBOTCHAの「最初の1000人の住人」を募集していますので、これを読んだみなさん、今すぐ「住人証」のリターンをご購入ください!

東松島から世界へ!小学校を拠点に1万人が暮らせるスマートエコビレッジを作りた…

東松島から世界へ!小学校を拠点に1万人が暮らせるスマートエコビレッジを作りた…

私たちは「人と自然が共生し、災害にも備えられる世界初のビレッジ」を目指し、防災教育施設「KIBOTCHA」を拠点にした持続可能な街づくりを進めています。災害時は1万人規模の避難所に、平常時は自然を楽しみながら防災や生きる力を学べる場所として…

私たちは「人と自然が共生し、災害にも備えられる世界初のビレッジ」を目指し、防災教育施設「KIBOTCHA」を拠点にした持続可能な街づくりを進めています。災害時は1万人規模の避難所に、平常時は自然を楽しみながら防災や生きる力を学べる場所として…

2.教育
 教育に関しては一番動きが明確ではないのですが、昨年メンターを務めさせていただいた愛知県のスポーツビジネス競争基盤・AiSIA (ロゴも創らせていただきました!)

あいちスポーツイノベーションコンソーシアム AiSIA

あいちスポーツイノベーションコンソーシアム AiSIA

スポーツビジネスの共創基盤です。各競技のトップリーグで活躍するチームが集積する愛知県から、スポーツ分野のイノベーションをドライブしていきます。

スポーツビジネスの共創基盤です。各競技のトップリーグで活躍するチームが集積する愛知県から、スポーツ分野のイノベーションをドライブしていきます。

のプログラムで出会った「One Smile Foundation」さんと一緒に何かできないかと考えています。

One Smile Foundation

One Smile Foundation

 One Smile Foundationさんは本当に素敵で、「笑顔を寄付に変える」というコンセプトで活動されています。笑顔を測定できる技術をお持ちで、それをうまく教育に組み込むことで世界が良くなる学びを提供できるのではないかと。こちらはまだまだ妄想段階ですが、とても可能性を感じていることの一つです。

3.共創
 手段・手法としてはすでにかなり取り入れているので取り上げるとキリがないのですが、共創的なプロジェクトとして面白い取り組みを始めました。その名も「GATE TO AICHI」

GATE TO AICHI

GATE TO AICHI

愛知と愛知に興味のあるプレイヤーを繋ぐプロジェクト

愛知と愛知に興味のあるプレイヤーを繋ぐプロジェクト

他県からあまり目立っていないと思われる愛知県の素晴らしいプレイヤーの皆さんを、僕が入り口・ハブとなって繋げることで何かが生まれるお手伝いをしたい、と言うものです。まだまだ実験段階ですが、今年はこれも張り切って広げていきたいです。

ーーー

 また、2024年は未来の商店街の姿を提案し、実証実験を行う名古屋市のコンテスト「MOSHIMO FUTURE STREET」

MOSHIMO FUTURE STREET 2045年の未来の商店街を妄想し…

MOSHIMO FUTURE STREET 2045年の未来の商店街を妄想し…

MOSHIMO FUTURE STREETは、2045年の未来の商店街を妄想し形にする「アイデアコンテスト&実証実験」プログラムです。かつては生活必需品を購入するといった商機能が主だった商店街は、時代の流れの中で求められる役割を変えつつあり…

MOSHIMO FUTURE STREETは、2045年の未来の商店街を妄想し形にする「アイデアコンテスト&実証実験」プログラムです。かつては生活必需品を購入するといった商機能が主だった商店街は、時代の流れの中で求められる役割を変えつつあり…

で優秀賞を受賞することができました。大変ありがたいことです。名古屋市西区にある弁天通り商店街で実証実験をさせていただけることになりました。

 僕が代表を務めています共創的取り組みのコンサルティング・シンクタンクのCCC

一般社団法人 Co Create Capsule 公式ウェブサイト

一般社団法人 Co Create Capsule 公式ウェブサイト

一般社団法人 Co Create Capsule 公式ウェブサイト

一般社団法人 Co Create Capsule 公式ウェブサイト

では、この企画リサーチの設計、アンケート分析を行います。結果はビジュアルにして公表する予定ですので、こちらもお楽しみ。

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 最後はシェアリングエコノミー協会。国交相の皆さんと共に、二地域居住の促進に寄与していくことが決まっており、今年は具体的な動きをしていくことになりそうです。(詳細はまたいつか)
 余談ですが、2024年11月に開催されたシェアサミットでは、登壇した「東海セッション」の良数を、たくさん記事にしていただきました。感謝!

保有文化からシェア文化へ、東海エリアの挑戦!「SHARE SUMMIT 20…

保有文化からシェア文化へ、東海エリアの挑戦!「SHARE SUMMIT 20…

2024年11月5日、一般社団法人シェアリングエコノミー協会の主催により日本最大シェアリングエコノミーの祭典「SHARE SUMMIT 2024」が開催されました。9年目を迎える本イベントでは、全国の自治体や企業が一堂に会し、公民連携による…

2024年11月5日、一般社団法人シェアリングエコノミー協会の主催により日本最大シェアリングエコノミーの祭典「SHARE SUMMIT 2024」が開催されました。9年目を迎える本イベントでは、全国の自治体や企業が一堂に会し、公民連携による…

R-proではコンサルティングメニューを新設しました

 会員17000社に配布される、名古屋商工会議所さんの会報誌の表紙を飾らせていただきました。

・・・とそれはおまけで、本題は会報誌中面の見開きのインタビュー記事です。

 ここで掲載していただいた通り、コンサルメニューを増やしたんです。
 ひとつは、社会貢献を会社にインストールし、それらを商品・サービスや社内への浸透させることを目的とした
「Social Branding」

ソーシャルブランディング | 株式会社R-pro

ソーシャルブランディング | 株式会社R-pro

企業やサービスが社会に提供する価値・社会貢献性を可視化し、その影響力を高め、従来の経済的価値を超えて社会・生活者とよりポジティブな関係を構築します。

企業やサービスが社会に提供する価値・社会貢献性を可視化し、その影響力を高め、従来の経済的価値を超えて社会・生活者とよりポジティブな関係を構築します。


 そしてもう一つが地方自治体SDGs達成度評価データブックを活用し、プロスポーツチームや地域にコミットする企業の社会貢献活動を評価し、本当に地域に貢献できる活動を提案する
「Rocal SDGs Consulting」

SDGsコンサルティングサービス「Rocal SDGs Consulting…

SDGsコンサルティングサービス「Rocal SDGs Consulting…

地域のSDGs課題を数値化し、CSR活動を真に貢献するものへ。国連策定のSDGs評価指標を元に、貴社が活動する地域の社会的課題と、 貴社のCSR活動を定量的に評価・分析しレポーティングするサービスです。

地域のSDGs課題を数値化し、CSR活動を真に貢献するものへ。国連策定のSDGs評価指標を元に、貴社が活動する地域の社会的課題と、 貴社のCSR活動を定量的に評価・分析しレポーティングするサービスです。

 この2つとも、前述した「環境・教育・共創」に即していて、「Social Branding」に関しては企業が当たり前のように地域や地球に貢献できる仕組みづくりに、そして「Rocal SDGs Consulting」ではすでに行なっている社会的活動が、より地域のお困りごとにコミットできるようにする仕組みとなっています。2025年はこの2つのコンサルメニューの仕事をとにかく増やしたい!そう願っています。

まとめ(最後まで読んだ方は報告お願いします!)

 過去最長の記事となってしまいました!笑 ここまで読んでくださった方はすごい。ぜひSNSのコメントで「読みました!」と書き込みをお願いします!
 色々書きましたが、世界がもっと平和になってほしい。そのために全力で働きたい。全部削ぎ落とすとそういうことです。そのために2025年もこの命を使っていきたい。そんな気持ちでいます。
 最後に、小難しいことばかりじゃなくて、歌ったら楽しいよね!それが自分のオリジナルソングだったらもっとサイコーだよね!というサービスもつくりました。こちらも絶賛曲を作りたい人を募集中。一緒にハッピーになりましょう!

craft song

【1億総持ち歌計画】AIでつくる作曲サービス「CRAFT SONG」を始めた…

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「自分の歌をつくってみたい」1度でもそんな夢を持ったことがある人は多いのではないでしょうか。そんな夢を叶える楽曲作成サービスがこの「クラフトソング」あなたの「想い」や「言葉」を取り入れた渾身の一曲をプロの音楽家が生成AIを使って作成いたしま…

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 2025年、がんばります。みなさんの2025年も素晴らしいものとなりますように!

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