まちづくりプロジェクトの立ち上げをお手伝いした、ゆかりのある土地の高校へ
数年前、名古屋市西区にある上小田井を本拠地にしている素敵なご夫婦からお声がけをいただき、まちづくりのプロジェクトを立ち上げさせて頂いたことがあります。3本の川に挟まれていることもあり、架空の地名「三ツ川(みつかわ)タウン」と名づけ、ブランディングしつつ3、4年活動をご一緒したのでした。
三ツ川タウン
三ツ川タウン
「三ツ川タウン」は名古屋市西区上小田井周辺のまちづくりを行うプロジェクトです!地域イベントや地域メディアなどを通してまちと人をつなぐ取り組みを行っています。庄内川、新川、矢田川3つの川に囲まれたエリアで活動しています。
「三ツ川タウン」は名古屋市西区上小田井周辺のまちづくりを行うプロジェクトです!地域イベントや地域メディアなどを通してまちと人をつなぐ取り組みを行っています。庄内川、新川、矢田川3つの川に囲まれたエリアで活動しています。
課題を見つける力をつける授業
そんな三ツ川タウンにある「山田高校」まちづくりの一環でご当地カルタを作成したのですが、その札の一つに採用されていたこともあり、勝手に馴染みのある高校として認識していました。そんな山田高校に「ボウサイの事業について話してください」とご依頼いただいた時は、すごく嬉しかったです。内容の中心として「どうやって社会課題を見つけたのか」を伝えて欲しいとのこと。あぁ、高校生でも今の時代は「課題解決」ができる人材を育てようという方針なんだなと感じ、面白い未来になっていきそうだなぁと思いました。
「やっぱりお金は大事だよね」
僕がお話しした内容は「課題が見つかった理由は、シンプルに東日本大震災が起きたこと」ということに加え、いつも講演でお話しさせていただいている
- 誰かのできないことが自分にできることだった。それが仕事のはじまり(仮説)
- つまり働くということは誰かの役に立つということ。その対価が今の時代はたまたまお金
- 働いてお金を手に入れることには変わりないけれど、その順番の理解が大事。
というものでした。後日、僕の授業に対するアンケート結果が送られてきたのですが、概ね勉強になったと言う意見の中、「とはいえやっぱりお金は大事だよね」という趣旨の回答が2件。僕はこれをみた時にすごく嬉しくなりました。自分でよく考えて発言できるのが本当に素晴らしいな、と。周りに流されるのではなく、自分の中の違和感を大切にして欲しいです。
こうやって小中高校に呼んでいただけることは、自分へのフィードバックも大きく大変ありがたいことです。また機会があれば喜んでお話しさせていただきたいですね。