2024年4月15日現在、頑張って会社案内を作成中です。4月25日に開催する「R-pre」という主催イベントに合わせるように進めています。

【R-pre】R-proの「やさしい」発表会＆座談会

【R-pre】R-proの「やさしい」発表会＆座談会

みなさんこんにちは！2024年4月R-pre開催です！ 「R-preって何？R-proじゃないの？？」と思った皆さんも少なくないかもしれません。はい、「pre」で間違いありません！… powered by Peatix : More t…

みなさんこんにちは！2024年4月R-pre開催です！ 「R-preって何？R-proじゃないの？？」と思った皆さんも少なくないかもしれません。はい、「pre」で間違いありません！… powered by Peatix : More t…

会社案内といってもタブロイドで薄っぺらいものですが、R-proという会社を知っていただくキッカケになるような、そんなものになると良いなと思っています。誌面には僕のメッセージも掲載される予定です。自分も年齢や経験を重ねて、書くことが随分変わったなと、書き終えて感じています。発行は来週ですが、先出でこちらにメッセージを転載しておきます。駄文です。お暇な方はどうぞ。

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　R-proは2009年2月にスタートし、おかげさまで2024年に16期目を迎えました。リーマンショック直後に設立したR-proは、今日までに東日本大震災やパンデミックを経験し、次々と目の前に課題が現れたことで「世の中の役に立ちたい！」という、私たちが持つ根本的な想いを偶然にも発揮し続けることができたのではないかと振り返ります。

　この間、人々の価値観や環境も大きく変わったように感じます。それはリモートに代表されるような働き方であったり、Chat GPTのような生成AIの一般化だったり。数年前では考えられなかったことが今、いくつも当たり前になりました。その一方混沌とした時代である、と言うことができる思います。戦争や環境破壊に起因しているであろう災害が多くあり、人々の生活が不安定な状態にあるのは間違いありません。

　なぜこうなってしまったのでしょうか。答えはいくつもあるかと思いますが、僕は「一人ひとりが社会と自分を切り離し（または様々な制度や施策により切り離され）、個人主義化していった結果」だと考えます。社会のルールやシステムにおんぶに抱っこ。思考停止、と少々厳しく自分たちを評価してもいいかもしれません。自分たちが社会を創っている一員なのだ、共同体なのだという意識が希薄になっているその傍ら、自分に損がある、またはありそうな時だけ不平不満を口にする。その結果、僕たちの生きるこの世界は自己中心的な考え方が蔓延り「やさしさ」が失われてきてしまったのではないか。個人としてそのような仮説をたてています。

　ではどうしたらいいのでしょうか？やさしい世界を広げていくために必要なこととは。それは「自分ごと化」がキーワードになると私たちは考えます。私たちが生きているこの世界は、誰かがルールメイキングをしています。民主主義国家である日本においては、「それは誰かが勝手に決めたこと」と言って自分には関係がない、というのには無理があるわけです。もっと世の中のアレコレをリアルに感じ取り、自分に関係していると認識するところから私たちは始めなければなりません。まちで倒れている人を見かけた時、その事象は自分に関係がある事なのか、ない事なのか。「関係ある」と思う人が増えていくことで、ちょっとずつ「やさしい世界」に変わっていくと信じています。

　R-proという小さなベンチャー企業が起こす社会へのインパクトは決して大きなものではないかもしれません。でもその小さなインパクト、小さな変化が、やがてバタフライエフェクトのように大きなものになっていって欲しい。そのためにはまず自分たちの「在り方」から変えていこうとしています（R-proの「マインド」参照）。そして同時にR-proと関わってくださっている方にもその想いをお伝えし、共感していただきたいし、仕事である企画やデザイン、仕組みづくりを通して「やさしさ」を浸透させていきたい。そうすればやがて大きなインパクトとなっていく。そんな未来を想像しています。

　「地球」や「未来」とは、もちろん誰かが占有するものではありませんが、同時に誰もが共に考え、管理し、共創していくものだと思っています。まさに「コモンズ」。ぜひ共感してくださった方と共に「やさしい世界」を目指し、創っていけたら嬉しいです。お声掛け、いつでもお待ちしています！
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